病状・経過(発病からマインドフルネス療法に出会うまで)


  娘あきの発病から通院、マインドフルネス参加。ブログスタート以前のに書いていない日々の記憶を残しておきます。

年月 病状 経過
2008/春 ぼーって落ち込んだ状況
大学3年生
大学通学往復4時間。めいっぱい取っている単位。
その上アルバイトで帰宅は0時を回る事がたびたび。
「うつっぽい」様子にソルトと相談し、女性の後厄だからと神社にてお祓いをしてもらう。2〜3日で表面上は治ったように思えた。甘かった〜
就職活動もいよいよスタート。
2008/秋 胃のむかつき、胃痛を訴える 私(シュガー)の大病のため激しい気分の落ち込み。
励ましてくれるも、本人はかなり気をもんだらしい。
就職活動には、私の病状が気になりなかなか本腰を入れられない。しかしその後、誤診もあり私の病気は手術後完治。胃については、市販の薬を色々と試す。一時落ち着いたようだったが、朝のムカつきはずっとあったらしい。この頃アルバイトでは、思考が回らない、ミスが多い、などのうつ病特異の症状ため「大学生なのに知能が低いのではないかと思われていたよ・・・きっと」と後々話してくれました。その後、アルバイトは就職活動の為止める。
2009/春 胃痛がひどくなる 大学4年生
市立病院にて胃カメラ検査。異常なし。ピロリ菌もいない。
内科でストレスと診断。どの薬かは忘れましたが、精神安定剤を処方される。しかし本人は「うつ病の薬でしょ!飲むなんて怖くて無理」と飲まなかった。
就職活動が本格的。大手企業の何社かは面接まで行き、1つの企業に絞ってほぼ決まりかけていた。
2009/5月末 胃痛がひどいので 私も一緒にもう一度内科へ。前回受けた血液検査の結果もちゃんと聞いておこうと思い、私の主治医に担当してもらった。経過を話しカルテを見ていた主治医は「うつ病の可能性が大きい。至急、精神科へ行くように」と言う。診察室から出たとたん。「やっぱり・・・そうだったんだ・・・」と一言言ったかと思ったら、そんまま大うつ状態に。まったく表情が無くなり、ぼ〜っとしてうつむいた感じ。何を声かけても返事がほとんど無いか蚊の鳴くような声。ドライブに連れ出すも、無反応。総合病院の精神科に予約するも、1カ月待ち。
2009/5月末 緊急で他県の精神科通院
(1回のみ)
週明けには内定まで手が届いている企業に行かなければいけないため、別の遠い総合病院の精神科へ飛び込む。具合が悪いのを隠すように人前ではハイになっていた事を誤解され「双極性障害の可能性が高い」と診断される。(後日、非定型うつの初期症状に双極性障害の躁の部分と似た症状が出るという事がわかった)同時に「大学を休学する事」「就職活動はしばらく止めること」を提案される。大学休学については卒業論文を残すのみのため、続けることとする。就職活動は休止する。(企業側から「非常に残念。秋にももう一度募集するから参加するように」)「地元の精神科へ通うように。地元の方が何かと安心だから」と言われる。地元の病院の受診日までかなり待つようなので双極性障害の薬を出してくれた。しかし、1回飲んだら目眩がひどくなり、立っていられなくなって中断。医師も「具合が悪くなったら止めて、地元の精神科受診の日までは安静にしているように」と言われる。
2009/6月 自宅養生 精神科の受診日まで、辛い日々を送る。胃痛、むかつきだけでなく薬を止めてもひどい目眩、ベッドから起き上がれない、頭痛、光を嫌う、暑い寒いが分からない、アトピー悪化、鳥肌などの症状がどんどん出てきて、トイレと自分の部屋の往復がやっと。お風呂もやっと入る。顔や歯磨きはできなくなる。
2009/7月初旬 地元の総合病院の精神科に
通院開始
【通院初回】
ジェイゾロフトを処方される。医師はほとんど病状を聞いてくれない。「とにかくこの薬を飲むように。1週間後にきてください。と言われる。ほとんどは医師との話は私がする。あきは下を向いて反応が無い。この病院、大丈夫だろうか?と強い不安感。
2009/7月中旬 地元の総合病院・精神科 【通院2回目】週一回の通院
服薬してから目眩が今まで以上に激しい事。病状はよくなるどころか悪くなること。カウンセリングはできないか?催眠療法などはどうかと訊ねるが、「薬は2週間しないと良くならない。」と言われ帰宅。調べてみるとはやりSSRIが効くまで2週間くらいはかかるとの事。
2009/7月中旬 地元の総合病院・精神科 【通院3回目】週一回の通院
2週間経過しても良くならないと言ったら効果がでるまでまだ早いと言われ、そのまま続けるように言われる。一刻も早く緩和してあげたいが・・・もどかしい・・・。次の通院日まで一日千秋の思いで待つ。このころから夜になると特にひどいようだ・・・泣き叫ぶ状態。私にしがみついて「怖い怖い」と言う。居間に布団を並べて寝るまで手を握ったりしながら見守る。夜中も何度も目が覚めて、寝ているのを確認する。
2009/7月末 地元の総合病院・精神科 【通院4回目】週一回の通院
効果が無い、副作用が強いと言っているのに薬を増やされ。体調は最悪な状態となり泣き叫ぶ日々。主治医に電話で指示を仰ぐと「元に戻しても良い」と言われるが電話なんてしてきて非常に不愉快だと付けくわえられる。具合が悪く非常に苦しんでいて一刻一秒が地獄で見てられないくらいで思い切って相談したのに、、医者は自分のプライドや気分の方が大事なのかと腹だ立つ。最近は夜ではなくすでに夕方からさらに悪化するような感じ。
2009/8月初旬 地元の総合病院・精神科 【通院5回目】週一回の通院
薬変わらず。状態も最悪のまま。もう少し様子を見ると言われる。「きちんと聞いてみる」とソルトも診察室に入り質問する。「これ以上の薬はありません。これが合わなければ他の薬も合わない。カウンセリングはあきさんには合いません。睡眠療法は悪化させるだけでこちらでは行っていません」と言われる。八方ふさがり途方にくれる・・・。夜悪化する事を言っても返事もない。帰りぎわに看護師から「他の患者もいるんですから、受診は5分くらいにしてください。色々質問しないでください」と吐き捨てるように言われる。たぶん15分位話したと思うが、そんなに話を聞かないで診察ができるものかと疑いばかり起こる。
2009/8月中旬 地元の総合病院・精神科 薬を元の量に戻してからやっとこの時期になって少し落ち着くが、最悪の状態から脱しただけで、もともとも病状は変わらない。昼間はず〜と眠っている。食事はすべて食べる。(食べる時の目の色が違う。むさぼり食べる感じ)。気温が30℃を超えているのに毛布と羽根布団を掛けて震えて寝ている。夜は泣き叫ぶ。死にたい消えたいと言う。
【通院5回目】週一回の通院
過食・過眠・夕方からの体調悪化を再び強めに訴えるも、医師は首をかしげる。「うつ病って普通、眠れないとか食べられないとか朝具合が悪いんですよね。家の娘はまったく逆なんですけど」というと「う〜〜ん」「う〜〜ん」と首をかしげ、しまいには「うつ病も色々あるからねぇ〜」と言われ、「胃のむかつきをなんとかしたい」と言うと「市販の大田胃酸がいいんじゃないですか?買って飲ませれば」と言われた。確かに対処法としてはそうなのかもしれない・・・でも、精神科医というのがどういうものかわからないが、この医者は心底ダメだと思った。
2009/8月中旬 ネットで調べる 以前から治す方法などをネットで探していたが、もっともっと力を入れて調べる。一日中PCと携帯とにらめっこの日々。あきの病状がうつ病と合わない。薬では治らない。医者を代えなければならない。治す方法がほんとに無いのか?寝る間も惜しんで、調べまくる。どのウエブページにも「うつ病は治らない」「治っても再発率が高い」「何年も十何年も寝たきり」「自殺」などの文字が躍る。不安ばかりが強くなる。はちみつさんのブログ「うつ病〜完治を目指して」に出会う。また「マインドフルネス総合研究所」のページに出会うも、しばらくはマインドフルネスがどういう物かの認識が無くスルー。何度出会ってもスルーしていた。赤坂クリニックの「非定型うつ」のページにたどりつき、あきの病状そっくりなのに愕然とする。「非定型うつ」は、うつ病よりも薬が効きにくく難治性のうつ病と知る。その後、またはちみつさんのブログやマインドフルネス総合研究所のブログに何度も行きつき、「ここまで何度もこのページに行きつくのなら何かの縁か?」と本格的に良く読んでみて・・・これだ!と確信する。その間約10日間。
2009/8月下旬 ソルトに相談
※ソルト=あきの父・私の夫
慎重に調べてソルト(あきの父・私の旦那)に告げる。
【私からの提案】
1)病院を代える。赤坂クリニックにする。
2)マインドフルネス心理療法を行う。
この2点。あきの病状などからしてなぜこれがベストな方法なのかというの根拠も説明。
ソルトも納得し、「これだ!すぐに行動!これで間違いないだろう」と言い、まずはすぐ赤坂クリニックへ電話。
2009/8月下旬 赤坂クリニック初通院 赤坂クリニックにでんわすると、その日たまたまキャンセルがあったため、夕方だったら診察してくれるとの事。寝ているあきに服を着させ、抱きかかえて車に乗せて赤坂クリニックまで・・・。女医先生でやさしいが芯の強そうな好印象の先生で、あきの瞳にも少し明るさが灯ったようだった。素敵なソファーとリラックスできる診察室。サロンのようだった。そこで「あきさんはがんばらなくていいよ。私ががんばってあなたを治すから!心配しないで」と言ってくれて、もう涙が出るような思いだった。薬を見直してジェイゾロフトを止め、新しい薬を出してくれた。とにかく頓服のデパスには、後々いつまでも助けられることになる。
2009/8月下旬 マインドフルネス総合研究所
初メール
即日、マインドフルネス総合研究所に、あきの様子や面接をお願いする長いメールをすると大田先生から「非定型うつでしょう」ということで個人面談をしていただけることになる。
あきにその事を伝えると「個人面談に行くとする治る?ねぇすぐ治る?もう嫌だ!苦しいよ。すぐに治りたいよ」と泣く。とりあえず、「個人面談に行って話を聞いて来ましょう。」というと「治るんだったらなんでもする!」と声をあげて泣く。マインドフルネス総合研究所のホームページに書いてあった呼吸法を実践する。苦しくて長くは出来ない様子。それでもがんばっている。座ってすることはできないが、横になってちょこちょこ行う。特に夜は苦しくて涙を流しながらでもやる。
2009/9月初旬 赤坂クリニック通院 主治医にマインドフルネス療法の事を話す。「あきさんは発病からまだ日が経っていないのでまだ心理療法をスタートする時期には早いような気がしますが・・・マインドフルネス療法は大変良い療法なので面談で良くお話しを聞いて来るのも良いでしょう」と言ってくれた。赤坂クリニックでも認知行動療法(+マインドフルネス?)をやっているのに、嫌な顔一つせず応援してくれた。薬はそのままで様子を見る。状態は特に良くなってはいないがデパスがあるので助かる。
2009/9月初旬 マインドフルネス総合研究所
にて個人面談(埼玉県)
車で高速に乗って2時間半〜3時間の道のりを、ソルトの運転で、あきを後部座席に眠らせて3人で出かける。まさに、この日があきにとっても私達にとっても大きな転機となる。先生と奥様と私達3人、合計5人での面談。簡単に発病からの経過をお話する。しかし、先生は特に原因について追及はされない。過去ではなく、これからどうやって治るか・・・それが大事だと痛感した。
うつ病は生理学的にどうしてなるのか、どういう病気か、どうして治りにくいのか、どうしたら治るのかをお話ししてくださった。特に図式で症状(身体症状と精神症状)の話をすると、あきが「そうそう!そうなんです・・・そうなんです・・・」と涙をこらえ何度もうなずいていた。まさに自分の辛さを分かってくれた喜びだったに違いない。それまで暗く下を向いたままだったあきが、顔を少し上げて先生の話を聞き入っている。病院では教えてくれない、目から鱗が落ちた。また、治るまで時間がかかること。(特に非定型うつ病はメランコリーうつより時間がかかる)良くなったり悪くなったりの波があること。途中で止めないで続ければ必ず治ることを教えてくれた。最後に「セッションに参加してみますか?」と先生があきに言った。あきは小さいけどはっきりした声で「参加します!」ときっぱりと言った。奥さんが「大丈夫!治りますよ!」と言われたその声は、今でも耳に残っている。私たち親子にとっては天からの声のように美しく聞こえた。あきは今でも時々その時の話をする。呼吸法のやり方をちゃんと指導していただき、脳トレを少し教えていただき、次のセッションまで2週間。呼吸法を毎日行う事を課題とする。
2009/9月初旬 生活状態 毎日の飲み薬SSRIの他、血圧をあげる薬などを飲み、その他夕方具合が悪くなるころにはデパスを飲む。少し飲むのが遅れるとあまり効きが良くないため、具合が悪くなりそうになると早めに飲むようにする。
「ちゃんと治っている感じではない。薬で無理に気持ちを持ちあげている感じ・・・それでも具合が悪い事を考えるとずいぶん楽」と言っていました。「変だけど・・・楽」・・・それだけでもずいぶん救われた。前の医者が薬をちゃんと出してくれていたらあれほどまでに辛い思いをしなくて良かったのかも・・・とつい恨みごとを言いたくなる気分。呼吸法は欠かさずやる。辛くなると特にやっていた。
2009/9月中旬 セッション参加(1) 辛い症状が出ている日。それでも本人は「行く・・・連れて行って」というので車に乗せて埼玉まで・・・。席まで抱えて行って座らせ、セッション中は机にうつぶせたまま先生の話を聞いてた。頭にはほとんど入っていなかったかも知れません。それでも私とソルトも参加し、理解を少し深めることができた。フリフリグッパー体操や脳トレは、どうにか立っているという状態。1回目が終わったが、まだまだマインドフルネスが海の者とも山の者をも分からない。持っていったデパスも効くときと効かない時がある。効かない日はかなり辛そう。
2009/10月〜 セッションに参加しつつ
生活を少しずつ変えて行く
急には治らない。それでも毎日諦めずに続ける。
日動変動以外の日々の変動が感じられるようになる。
少しだけましな日がポツン・・・・・またポツンと出てきた。
波が起こり始めた証拠だろうか・・・。(これは良い兆し)
これ以降の状態は、ブログの最初の記事(2010年1月)からご覧ください。    最初の記事はこちら≫